進化とは、どのようなことを意味するのでしょう?
植物や、動物が、その形態を環境に合わせて機能的に適応していくこと、
人間が科学技術を持って、何ひとつ不自由のない、裕福な暮らしを得ること・・。
進化とは、そのようなことを指しているのでしょうか?
答えは、NO!
この宇宙を一つの生命と見たとき、その真の「進化」の意味が観えてきます。
それは、この宇宙が根源の「愛」から誕生し、
その「愛」を、体験を通して学びながら、また根源の「愛」へと帰還する一生と言え、
その過程でどれだけ「愛」に近付き、「愛」の行動をとったか・・?
それが、どれだけ進化したか?の指針となります。
「宇宙創始の物語」にも書いたように、
この宇宙の出発点は、
「自分という愛を体験するために、生まれたい。」という、
子供たち(光の子)の意志によるものなのです。
(これを読んでいるみなさんが、光の子です!!)
その根源としての「大いなる意志」があり、
その「大いなる意志」が、いつも、どんな時も、この宇宙のどの領域においても、
その中心・根底に貫かれて存在しているのです。
その真理から、
進化とは「愛」を学ぶことであり、その具現・現象・体現化なのです。
そして、
シンプルに「進化とは?」を表現すると、
「愛」であり、「奉仕」の働きを拡大していく存在となること、
と、なります。
どれだけの進化レベルに至ったかは、
その「愛」の深さや広さ、質、
そして、「奉仕」の内容で測ることができます。
それは、人も、動・植物や鉱物、地球や、太陽、星星など・・・、すべて同じです。
この宇宙は、その始まった瞬間から、進化を続けています。
その進化を起こすのは、意識(魂)です。
現象は、進化の過程で起こる思考の現れであり、
第一の目的ではありません。
意識(魂)とは、自分を通した宇宙の創造主・根源の意識(分御魂)であり、
その根源の意識(分御魂)が、本来の姿である「愛」を、実体験を通して学びながら、
真・神なる姿、根源へと進化して還っていくこと、そしてその過程。
これこそが、進化なのです。
この宇宙の歴史を見てみると、
進化とは逆の方向に進んでいるように思える場合もあります。
しかし、すべては学びであり、
その無限に広く、深い「愛」を体得するため、
進化推進のために必要なことなのです。
進化とはこのように、愛へと向かう過程、そして「愛そのもの」になること。
愛である源・創造主(根源の母)から飛び立ち、
自らの愛がどこまで広く、深く、限りが無いかを、体験しながら学んでいる。
それが、この宇宙の目的であり、進化のプロセスなのです。
そして、ある段階になると、愛の学びは、
すべてに、そしてすべての根源に対する「奉仕」を通して現されるようになります。
なぜなら、愛とは、自己に向けられるものではなく、
まわりのすべてへ、
すなわち全人類、自然、地球、宇宙・・へと向かうものだから。
つまりは利己的観点から、利他的観点へ、
Give &Give の奉仕の活動へ、と向かっていくのです。
歴史を振り替えって見たとき、アセンデッド・マスターや偉人と言われた人々の、
その成したことを見ると、「無条件の愛」であり、「奉仕」に身を捧げたことが、
明確に理解できることでしょう。
自然界を見渡せば、そのことがさらによく見えてきます。
たとえば、太陽!!
太陽は、私たちよりもはるかに進化した存在です。
愛であるエネルギーを、燦々と、放射し続けてくれています。
そのお陰で、私たちは計り知れない恩恵を受け、
幸せに暮らすことができています。
私たちが住む、地球!!
この地球も
無条件の「愛」で、自分に存在するすべてを生かしてくれています。
地球が受け入れてくれたから、
私たちはここ、地球に存在することができるのです。
私たちの、この体もしかり!!
精子と卵子が結合した、その瞬間から、
そこに宿る魂のために、無条件に自分を与え、奉仕してくれています。
どんな状況においても、愛をもって・・。
動物、植物、鉱物も、風・雨、空の星星も・・・、
そんな愛の奉仕を行っています。
このように、この調和の取れた自然は、
「愛・奉仕」のエネルギーがあるから
成り立っていると言えます。
そして私たちも、そのような進化の道にいます。
そして、
進化とは、神化!!
+ =
愛と光の神聖な存在へと、神化すること、
それが進化の極み。
その先は、すべての始まりである
「一なる至高の根源」の光の海で
すべて一つとなります。
さらに、
進化とは、ズバリ、アセンション!!
愛と奉仕の進化・神化が、アセンションです!!!
そして、特に大事なこと!!
この宇宙の最終・最大の 進化 = 神化 の時が、
今です!!!
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